学習性無力感に関して

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wikiによると、学習性無力感というのは英語で「learned helplessness」というそうです。

長い時間ストレスの回避が困難な状況が続くと、もうそれから逃れようとしなくなる、 つまり簡単にいうと「逃げる気力もうせた」というやつですね。そのため、学習性絶望感ともいうそうです。


パッと思い浮かぶのは、監禁され暴行を受けるなどだと思いますが、自分の尊厳や価値が踏みじられ続けるような状況下にあり続ける、という場合などもあります。 また、やる気の無さの原因として考えられていることもあります。


学習によって、つまり学ぶことによってうつとなり無力になるとはなんと皮肉なことでしょう。一つのひきこもりが出来上がってしまうロジックのようにも思えます。 飴とムチによって人間を単純にコントロールしようとした場合の落とし穴が、この学習性無力感なのではないでしょうか。昨今の少年凶悪犯罪なども、もしかしたらこういった原因があるのかもしれません。




学習性無力感の症状

まず、その劣悪環境から自ら抜け出そうという努力をしなくなります。 抜け出すのが周りから見るとさほど難しくない状況になっていたとしても、 抜け出せることに成功する事すら考えられなくります。 ストレスに対して何もできなく、情緒的に混乱します。

学習性無力感を解決するには

学習性無力感の問題解決に必要なことは、恐怖ではなく信頼なのではないでしょうか。 人間は不安で怖ければ、成長の妨げになるでしょう。信頼され、自由があるからこそ のびのび成長していくと思います。よくいわれる「飴とムチ」というワンパターンな方法ではよくありません。学習性無力感とは逆に、褒められたり、自分は出来るんだというポジティブな自己暗示は有効だと思います。